クラウンアスリートの燃費 200系 210系や2.5や3.5等の実際は

トヨタクラウンアスリートを買おうと思っている方であれば気になる事の1つが燃費なのではないでしょうか。

クラウンアスリートの本体の価格はもちろんですが、その後の維持費だってバカにはなりません。

ただ、クラウンアスリートと言っても種類は豊富ですよね。

排気量も違えば年式だって変わってきます。

そこで、今回は

• クラウンアスリートの排気量別燃費
• クラウンアスリートの年式別燃費
• ライバル車と比べて燃費は悪いのか？
• ハイブリッドとガソリン車の違い
• クラウンアスリートの燃費向上方法

これらについてお伝えしていきます。

【関連記事】
⇒トヨタ クラウンアスリートとロイヤルの違いは？

クラウンアスリート 燃費は悪いのか？

クラウンアスリートの燃費って他の車と比べて悪いのでしょうか？

それにはライバル車の燃費と比較するのが一番でしょう。

ではクラウンアスリートのライバル車は何になるのか？というと代表的なのは以下の車でしょう。

【日産フーガ】

引用：https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/fuga.html

【日産スカイライン】

【カムリ】

これらの燃費を比べてみると以下の通りになります。

車種名	燃費
クラウンアスリート	9.6～23.2km/L
日産フーガ	8.9～11.2km/L
日産スカイライン	9.5～18.4km/L
カムリ	10.6～11.4km/L

クラウンアスリートは先代モデルの210系までの形式を指すので今回は新型のRSに関しては除外して考えております。

最低燃費が9.6㎞/Lと一見悪い様に見えますが、他の車と比較してみると日産フーガやスカイラインよりも上の燃費になっています。

また、最高燃費の方で見てみてもクラウンアスリートは23.2km/Lと非常に高い燃費を叩き出しています。

セダンとしては破格の燃費ですし、なんだったらコンパクトカー並みの燃費ですからね。

最低燃費のみ唯一カムリに遅れを取っているように見えますが、そもそもカムリとクラウンでは大衆車と高級車の違いがありますから一応ご紹介した程度の参考として考えていただければと思います。

それでも最高燃費はクラウンの方がカムリより上なんですけどね。

いずれにせよ、データから見てもクラウンアスリートの燃費が悪いという事はなく、むしろ良い部類に入る事がわかると思います。

【関連記事】
⇒クラウンアスリート 200系の評判 乗り心地や燃費はどう？不具合情報

クラウンアスリート 燃費 実際

ハイブリッド車の実燃費レポート

ハイブリッド車の実燃費をまとめると大体以下の様になりました。

16～18㎞/L

カタログ燃費とかではなく、実燃費がこの数字と言うのはかなりスゴイですね。

しかも人によってはカタログ以上の燃費を叩き出したという人も・・・。

クラウンってかなり重たい車ですし、それを補う様に排気量も2.0が最低モデルになるにも関わらず、ハイブリッドにしたらこれだけ燃費が良くなるわけです。

できれば私もハイブリッドにしたいなというのが本音です。

ガソリン車の燃費レポート

クラウンアスリートの実際の燃費はどうなっているのかというと

• 2.0～2.5Lエンジン・・・9～10㎞/L
• 3.5Lエンジン・・・7～8㎞/L

色んな燃費の口コミや評価を見てみるとこんな感じの実燃費になりました。

ガソリン車の燃費としては平均くらいの燃費なのかなと思います。

ハイブリッド車の燃費の良さが凄すぎるので悪い様に思えますが、あくまでハイブリッドと比べたらの話ですからね。

それにクラウンに乗っている方の多くが実は燃費はあまり気にしていないという意見が多く見られました。

正確には「クラウンだから仕方ない」という感じです。

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⇒クラウンアスリート 200系の評判 乗り心地や燃費はどう？不具合情報

クラウンアスリートとハイブリッドのみんカラの燃費

大手車口コミ評価サイトであるみんカラですがどのような燃費表示になっているのでしょうか？

調べてみると以下の様になりました。

引用：https://minkara.carview.co.jp/car/toyota/crown_athleteseries/nenpi/

レギュラーガソリンよりもハイオクの方が圧倒的に多く出回っているのがわかります。

ちなみに平均燃費は以下の通り。

レギュラー	ハイオク
9.59㎞/L	9.30㎞/L

レギュラーの方がほんのちょっとだけ燃費がよくなっていますね。

ちなみに上記の数字と言うのは全クラウンアスリート（170系、180系、200系、210系）となっています。

もちろん、平均燃費ですので街乗り、郊外、高速道路などの全部ひっくるめ数字でありますが、買う時の指標の1つにはなると思います。

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⇒クラウンアスリート 210系の評価 燃費や装備をグレード別に紹介

クラウンアスリート排気量別（2.0 2.5 3.0 3.5）の燃費

クラウンアスリートの排気量別の燃費をそれぞれ見てみたいと思います。

クラウンアスリート 2.0Lの燃費

まずはエントリーモデルである2.0Lの燃費です。

一口に2.0Lと言っても2.0S-Tや2.0G-Tなど種類があります。

それらをまとめた燃費が以下になります。

型式	燃費
2.0-T	13.4km/L
2.0S-T	13.4km/L
2.0G-T	13.4km/L

要は全部変わらないって事です。

型式によって差があるのかと思いきや差があるのは主に装備品とかになるのでエンジンとかサイズなどは変わらないんですよね。

エンジンに差やサイズ、重さが変わらないのであれば燃費も必然的に同じになるのは当然かもしれません。

なので、新車であれば価格に差があったかと思いますが、中古車で買うのであればあえて元の価格が高いG-Tの方に狙いを絞って探すという作戦もアリだと思います。

クラウンアスリート 2.5Lの燃費

クラウンアスリートの2.5Lの燃費は12㎞/Lとなります。

先程の2.0Lモデルと比べたら燃費が悪くはなっていますが、排気量が大きくなったのだから当然と言えば当然です。

しかし、思ったよりも悪くはなっていないなというのが私の印象です。

普通、排気量が変わったモデルというのはリッターあたり2㎞～3㎞くらい燃費が悪くなるイメージなのですが、クラウンアスリートの場合はわずか1.4Lの差しかありませんからね。

加速性能やトルク等に関しては基本的には排気量が多い方が出足もいいですから1.4Lの差に目を潰れるのなら2.5Lモデルにするというのもいいかもしれません。

クラウンアスリート 2.5 60thスペシャルエディションの燃費は？

クラウンアスリートの2.5Lモデルにはもう一つ、クラウン60周年を記念したモデルがあります。

それが60thスペシャルエディションです。

引用：https://chukosya-ex.jp

こちらの燃費は12㎞/Lとなっています。

スペシャルエディションではあるのですが、ベースとなっているのは2.5Lガソリン車のクラウンアスリートなので、燃費も差がありませんでした。

装備による差がある程度なのでが通常の2.5Lと同じ感覚で扱う事が出来ます。

クラウンアスリート ハイブリッド 2.5と2.5Sの燃費

クラウンアスリートの2.5Lモデルにはハイブリッド仕様もあります。

その中でも更に細かく分かれています。

燃費の面から調べてみると以下の通りになりました。

型式	燃費
2.5	23.2km/L
2.5S	23.2km/L
2.5G	23.2km/L

ご覧の様に2.5シリーズの中では燃費に差はありませんでした。

しかし、驚くべきはガソリン車とハイブリッド車の燃費の違い。

ガソリン車の2.5Lモデルの方が12㎞/Lでハイブリッド車が23.2㎞/Lですから約2倍近い差があります。

車の購入時の価格には差があるかもしれませんが、長く乗るのであれば維持費に差が出てきそうです。

クラウンアスリート 3.0Lの燃費

クラウンアスリートの3.0Lの燃費は11.8km/Lとなります。

ガソリン車なので、これくらいの燃費になりましたが、排気量が3.0Lなのにこれだけの燃費なのはかなり良いのではないでしょうか。

他のライバル車とかを見てみると10㎞/Lを切っているのもありますからね。

それから考えるとかなり良いと思います。

クラウンアスリート 3.5Lの燃費

クラウンアスリートの最上級モデルとなる3.5L。

燃費は10km/Lとなります。

3.5Lでも10㎞/Lを切らないというのはすごい事です。

もちろん、平均燃費ですから街乗りで乗っていたら10㎞/Lなんて切るでしょうけど、それでも平均でこの数字はすごいと思います。

クラウンアスリート2.5と3.5の燃費の違いを比較してみる

クラウンアスリートの燃費を調べていて気付いたのが2.5と3.5の差が知りたいという方が多かったこと。

0.5L程度の差であれば大差はありませんが1Lの差がありますから走行性能も燃費も結構差があるので悩ましい所なんだと思います。

上記でお伝えした通り、燃費による差は以下の通りになります。

型式	燃費
2.5	12㎞/L
3.5	10㎞/L

一度買ったら10年以上乗るとか車に乗る機会が多いとかであったら燃費による差は出るかもしれませんが、サンデードライバーであるのならあまり差はない様に思います。

もちろん、それでも差は2㎞ある訳ですから維持費を気にするのであれば2.5をおすすめします。

3.5の走りは確かにパワフルですが2.5でも十分パワフルな走りを楽しめると思っています。

正直、私には3.5は価格の事は抜きにしてもオーバースペックだと思いました。

なので、燃費による維持費と走りのバランスが最も取れているのは2.5なのかなと私は感じました。

【関連記事】

⇒クラウンアスリートハイブリッド中古車選びのポイントと価格相場

クラウンアスリート年式別（180系、200系、210系、新型）の燃費

クラウン自体の歴史も長いですがクラウンアスリートも作られてから長い時間が経っています。

その歴史の中でマイナーチェンジ、フルモデルチェンジをして行く過程で性能を良くしています。

では、年式による差はあるのか比べて行ってみたいと思います。

クラウンアスリート 180系の燃費

180系のクラウンアスリートは2003年～2008年まで生産されたモデル。

エンジングレードごとに2.5と3.5が存在しています。

2.5L	12km/L
3.5L	10㎞/L

その差がリッターあたり2㎞となっています。

クラウンアスリート 200系の燃費

200系のクラウンアスリートは2008年～2012年まで発売されていたモデルです。

エンジンごとに燃費も違いがあるので比べていきたいと思います。

クラウンアスリート 200系 2.5L、3.5Lの燃費

2.5 i-four	11.6km/L
2.5	12.4km/L
3.5	10.0km/L

3.5Lモデルに関しては180系と同じく10.0㎞/Lでキープされています。

2.5Lモデルの方に差が付いていて、2.5Lの方が燃費が良いのですが、これは車重が2.5Lの方が軽いのでその分、燃費に差がついています。

クラウンアスリート 210系の燃費

210系のクラウンは2018年の6月まで発売されていたのでまだまだ最近のモデルという感じがします。

クラウンアスリートにはグレードが4種類ありますが燃費は以下の様になっています。

3.5L	ガソリン	9.6㎞/L
2.5L	ガソリン	10.2㎞/L
2.0L	ターボ	13.4km/L
2.5L	ハイブリッド	23.2km/L

上記はカタログ上の燃費ですが、実燃費は

• ハイブリッド・・・15～20㎞/L
• ガソリン・・・7～9㎞/L

これくらいが平均になるそうです。

新型クラウンアスリートの燃費

クラウンアスリートは210系で終了したので新型の220系にはアスリートというのはありません。

しかし、アスリートに該当するモデルがあります。

それがRSです。

なので、ここでは新型クラウンアスリート＝RSモデルとしてお伝えします。

クラウンアスリートのハイブリッドとガソリン車の燃費の違い

クラウンアスリートにはハイブリッドとノーマルガソリン車の2種類があります。

何となくでもハイブリッドの方が燃費が良いというのはわかるのですが、実際の所、どれくらいの差があるのか？

思ったほど、違いがなければガソリン車の方が良いという事もありますからね。

結論を言いますとハイブリッドとガソリン車ではかなり違います。

例えば210系の2.5クラウンアスリートを比べてみると以下の通りです。

• ガソリン車・・・10.2㎞/L
• ハイブリッド車・・・23.2km/L

倍以上に燃費が変わっているので維持費の面で見たらかなり変わります。

ハイブリッド車の燃費はコンパクトカー並みの燃費なので買う時に多少高かったとしても長い目で見たらお得になるかもしれませんね。

クラウンアスリート 燃費を向上する走り方

クラウンアスリートの燃費を向上させるにはどうしたらいいのでしょうか？

ハイブリッド車とガソリン車でかなり燃費に違いはありますが、運転の仕方1つで大分変ります。

なので、燃費が向上する走り方をご紹介します。

• 停止状態から発信する時はクリープ現象で動き始めてからアクセルオン
• ある程度加速したらアクセルの踏み込みを一定にする
• 「急」の付く運転をしない（急発進、急ブレーキ、急ハンドル）
• アクセルを踏み込む時はジワジワとゆっくりとアクセルを開けていく

一番燃費が悪くなる瞬間と言うのは0⇒1になる瞬間です。

反対に燃費が良くなるのは一定の速度の時になります。

なので、可能な限りその状態に近づければいいんです。

急ハンドルや急ブレーキ、急発進なんてその正反対に位置するような運転の仕方ですし、そもそもそんな運転の仕方は安全の面から見ても危ないです。

なので、上記でご紹介した運転の仕方を心がけるだけでもかなり燃費は向上するはずですので試してみて下さい。

クラウンアスリートの中古をお得に買うには？

ハイブリッド車の燃費はかなり良いのがわかりましたが、とは言え、ハイブリッドは価格が高い！

だからガソリン車で我慢するしかないかなぁなんて思っている方。

諦めるのは早すぎです！

ハイブリッド車が高いのなら大きく値引きできる方法を使ってガソリン車の値段まで下げてあげればいいんです。

その方法は・・・

今乗っている車を高く下取りに出せばいいんです！

今乗っている車を高く下取りしてもらえば新しくクラウンアスリートを買う時に月々のローンを減らせる事もできますし、金利だって減らす事ができます。

ただ、そのまま販売店に下取りを出す前にやらなければならないことがあります。

それが・・・

自分の車の価値を知っておくという事です。

自分の車の価値ってどれくらいだと思いますか？

「10年落ちで10万㎞も乗っているから20万円くらいかな～？」

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そんな時に販売店で「25万円で下取りしますよ」と言われたらそれでやってしまいますよね？

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25万円も損をする事になります。

では、自分の車の本当の価値ってどうやったらわかるのか？

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価値を知っておく事でクラウンアスリートを買う時も有利に交渉を進める事ができましたし、自分の価値を知っておいて損はないと思います。

1～2分の手間で10万円の得をするか50万円の得をするか、それとも何もしないで後で悔しい思いをするか。

あなた次第です・・・。

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